堂坂とムクロジ 

日本語教師 中国~ベトナム~モルドバ  愚痴ってばかりですが、軽く流してください~

中国で日本語教師(4)

学期末には、成績処理を大学のHP上でします。

学生はHP上で自分の成績を見ると同時に、教師の点数を付けます。

この点数で、外国人教師の契約延長の可否が決まります。

      噂では、90点以上が、契約延長の条件だそうです。

さらに、定期的に1年生から3年生までのクラス班長を集め、

外国人教師の評価会議をするという話を2年目にして知り、愕然としました。

               ***

 

私の大学には、2人の日本人教師がいます。

相棒の先生は、私が着任して以来3人変わりました。

契約延長が出来なかったためです。

    怒りまくって、捨て台詞を学生にまき散らして、去って行きました。

 

なぜ、この先生方が学生から評価を得られなかったのか。

中国人先生や学生から聞いた理由をまとめてみました。

    ①外見が汚い

        とても重要なことです。

        日本人はきれい好きだと思われています。

        期待を裏切ってはいけません。

           よれよれTシャツにGパン、長い髪、毎日同じ靴

                          ・・・嫌われますよ。

    ②声が小さい

        自信がないことを暴露しているようなもの!

        明るく、はっきり、大きい声が基本です。

        今年の募集条件には、「声が大きいこと」と明記されていました。

    ③授業がつまらない

        準備不足は見破られます。        

    ④授業中に他の学生や先生の悪口を言う。

        学生は敏感で、噂話しが大好き。  

        些細なことが、100倍になって繁殖していきます。

    ⑤学生の機嫌を取ろうとする。

        馬鹿にされるだけです。

        契約延長ができるように大学に頼んでほしいと、

        学生に泣きついた先生がいましたが・・・           

    ⑥授業中に中国語を使う

        どんなに中国在住が長くても、

        配偶者が中国人でも、

        やはり日本人にとっての中国語は外国語。

        耳障りだそうです。

        学生は日本人先生の中国語は聞きたくないと言います。

        授業外でも、「この先生は中国語が出来る」とわかると、

        日本語で話しかけにくいそうです。

           

列記した問題点は、日本にある日本語学校では、あり得ないことです。

   服装から髪型、もちろん授業の教案まで厳しくチェックされます。

   学習者の母国語を使うことは、当然禁止。

        いろいろと指導もしてくれて、ありがたかったです。

 

でも、中国では、冷たいです。

本人に問題点の指導などしてくれません。

ただ、「契約は延長しません。さようなら。」で終わり!

(つづく)