堂坂とムクロジ 

日本語教師 中国~ベトナム~モルドバ  愚痴ってばかりですが、軽く流してください~

所/歳変われば品変わる

新年会に行った主人が、

深夜、ベロベロになって帰ってきました。

   イヤーまいったよ~

   俺は…早く帰りたかったんだが… 

   なかなかお開きにしてくれなくて~

            酔っぱらいは、みなこう言いませんか!

お開きにする。

日本人なら、意識することなく使う言葉ですね。

でもね~これが日本語学習者には難しいんです。

初めてこの言葉を聞いた学生のほとんどは、

「開く」だから「始める(スタート)」と考えてしまいます。

    2013年7月のN1(日本語能力試験)にも出題されました。

「開く」は「終わり」忌み詞

 

中国では「発音」で縁起を担ぐ詞がたくさんあります。

「縁起が悪い」で一番有名な詞は、「時計」です。

    「時計」は 「鐘 (zhong)」

    「終り」を意味する 「終(zhong)」と 発音が同じ

離婚や死を連想させるので、時計は中国人には絶対に贈ってはいけない品物です。

 

じゃ~時計って…どんな時計のこと?

中国人に聞くと…

 年配の方:目覚まし時計、掛け時計、腕時計などすべての時計。

      どんな時計も贈ってはダメです!

 学生:腕時計は、問題ないです。

    腕時計「手表(shoubiao)」と「終(zhong)」は発音が違うから。

    あ~かっこいい腕時計が欲しいな~

変われば、品変わる…とはよく言ったものですが、

変われば、品変わる…とも言えるようです。